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静岡大成中学で学ぶ対立との向き合い方 〜SEELの授業からの学び〜

静岡大成中学の静かな教室で、私たちは今週の振り返りから授業を始めました。一人一人が自分の心の内を見つめ、この1週間の感情の起伏をレジリエンスの曲線として描き出していきます。日々の出来事や感情を可視化することで、自分自身をより深く理解する機会となりました。

対立という言葉が呼び起こすもの

次に私たちは「対立」というテーマに向き合いました。この言葉を聞いた時、人それぞれが異なる印象を抱きます。ある人は不快な緊張感を感じ、またある人は成長の機会として捉えています。私たちの周りには、家庭での些細な意見の相違から、学校や社会での価値観の衝突まで、様々な形の対立が存在しています。

12匹の動物に見る対立への対応

静岡大成中学のSEEL授業での興味深いアプローチとして、12種類の動物から自分の対立への対応パターンを選ぶワークが行われました。各動物は異なる対処法を象徴しており、私たちは自分の行動パターンと向き合うことになりました。

現在の対応の仕方に満足しているのでしょうか?本当は違う対応をしたいと思っているのではないでしょうか?これらの問いは、私たちの内なる声に耳を傾けるきっかけとなりました。

三色の帽子が示す解決への道

授業の中で印象的だったのは、対立への対応を三色の帽子で表現したことです。

  • 赤の帽子:感情をぶつけ合うケンカの道

  • 青の帽子:自分の気持ちを抑えるガマンの選択

  • 黄色の帽子:対話を通じて解決を目指す道

この三つの選択肢の中で、自分が本当に望む対応はどれなのでしょうか。理想と現実のギャップに気づき、より建設的な対立解決の方法を考えるきっかけとなりました。

気づきを明日へつなげて

静岡大成中学でのSEELの授業を通じて、対立は避けるべきものではなく、むしろ成長の機会として捉え直すことができるということを学びました。自分の対応パターンを知り、理想の対応方法を意識することで、より良い人間関係を築いていけるように思います。

この学びを日常生活に活かし、一歩ずつ成長していきたいと思います。対立を恐れるのではなく、建設的な対話の機会として捉え直すこと。それが、この授業からの大切な気づきとなりました。